コミカレのクラブ活動ってどんな感じ?

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※この記事は、2017年10月15日に加筆・修正されました。
 
この記事では、アメリカのコミュニティカレッジの部活動についてお話しています。
 
日本の大学では部活動やサークル活動が盛んでしょうが、アメリカの大学、特にコミュニティカレッジ(以下コミカレ)ではどのようなクラブ活動があるのでしょうか。
 
大学に行ってまでクラブなんて・・・と言わないでください。クラブに入ることで多少忙しくはなりますが、メリットもおおきいのです。
 

 

アメリカの大学のクラブ活動の基本情報

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アメリカでは、大学のスポーツ連盟がいくつもあります。
 
大規模な4年制大学の多くが所属するNCAAから、アメリカ国外からのメンバーシップもあるNAIA、小規模校のUSCAA、クリスチャン系のNCCAA、ほかにもACCA、NJCAA、CCCAA、NWCA・・・
 
参考
 
公式試合はこのスポーツ連盟ごとに行われます。
 
今回は、コミカレのクラブ活動についてお話していくのですが、コミカレのスポーツ連盟の中でも特に大規模なNJCAAについてお話します。
 
 

NJCAAとは

NJCAAは、National Junior College Athletic Associationの略で、コミカレのスポーツ連盟のことを指します。
コミカレのスポーツ連盟の中では最大規模の連盟です。
 
NJCAAに加盟しているコミカレのクラブに入るとNJCAAのホームページに名前が載ります。
 
試合があるたびに成績がここに送られるので、自分の成績(得点数や失点数など)やランキングを見たり、相手チームや他の選手の成績も見ることができます。
 
シーズンの終わりに優秀選手賞を決めるのもここです。

 

 

オフシーズンとオンシーズンがある

野球やサッカーなどの外でやるような競技やアイスホッケーなどの季節があるだろうスポーツにシーズンのオンオフあるのは想像できると思いますが、バスケやバレーなどの室内競技もシーズンオンオフがあります。
 
シーズンは3か月ほどです。
バレーボールは8月に始まり、11月の頭から半ばにかけての時期に終わります。

 

オフの時は試合がありません。
僕が所属する部では練習もありません。各自自主トレーニングに励むくらいです。
 
一般に、バレー、テニス、サッカー、クロスカントリーなどは夏~秋にかけて、バスケ、ソフトボールなどは冬~春にかけてがシーズンとなります。
 
ですから、掛け持ちなどが容易にできるわけです。
バレーボールをやっていた人が冬にはバスケだったりソフトボールだったりしていることが不思議ではないのです。
 
僕のチームメイトにも数人別の部に所属して、好成績をおさめていました。
 
 

レベルに応じてDivisionが分けられる

アメリカの学校はスポーツに対する力の入れ具合やレベルによってDivision1, 2, 3と3段階に分けられています。
 
一般に、D1(Division1) schoolが最も設備が整っていて、レベルが高いとみなすことができます。
 
公式トーナメントはこのDivisionに応じて開催されます。
違うDivisionの学校とは対戦しません。(練習試合などは別です。)
 
ただし、Divisionが下だからと言ってそのチームが弱いとも限りません。
僕らも下のDivisionのチームに負けたことがあります。(そしてそこはシーズン2016の優勝校だった。すごい。)
 
 

ConferenceとTournament

シーズン中に行われる主な公式戦はConferenceとTournamentの二つになります。

 
Conferenceは10校に満たないくらいに分けられた地域ごとで行われる総当たりのリーグ戦です。
各学校に回ったり、ホストをしたりしながらシーズン全体をかけて行われます。
 
一方、Tournamentは一般に州大会、全国大会のことを指します。
 
その名の通り、トーナメント形式の公式戦で、僕が住むイリノイ州では、北大会と南大会に分けられています。
北大会の中でも、地区AとBがあり、地理的には日本の県大会と同じ規模だと思われます。
 
NJCAAでは州大会の優勝校のみが、全国大会に駒を進めることができます。
 
 

クラブ活動と学業の両立

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College Athleteはあくまでも学業が第一、うまく両立していくことが求められます。
 
GPA2.5以上でフルタイムの学生でないと、所属することができません。
 
以上の条件を満たさないと、入部はできず、退部になってしまうこともあるので、大学はアスリートのために学業面でもサポートを設けていることが多いです。
 
 

クラブ活動

学校により差はありますが、基本的に活動は平日になります。
土日はほとんどありません。
 
僕のところは、平日毎日夕方4時から2時間半練習をします。
 
試合も基本的には平日に行われます。
これがアウェイゲーム(他校まで行って行う試合)で試合が長引くと家に帰ってくるのが日付こえてたりする時もあって、次の日朝一で講義を入れていたりすると呪いたくなります。
 
何校も集まって行う練習試合は土曜日に行われたりしますが、毎週毎週土日が埋まるほどあることもありません。
 
※練習時間、試合数は学校ごとに異なります。ここではあくまでも一般的な話をしていますのでご注意ください。
 
 

クラブチームに入るメリット

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金銭的サポートが得られる

残念ながら僕が通うコミカレはアスリートへの奨学金は提供いませんが、コミカレでもアスリート用の奨学金を設けているところもありますし、民間のアスリート奨学金をもらっているコミカレ生も多くいます。
 
また、僕が通うコミカレでは試合のたびに少額のお金を提供しています。
 
1試合$10ですが、使い方は自由なので、試合の帰りにご飯を買うのに使うもよし、貯金するもよし。
返金の必要はありません。
 
1か月分を合計すると、ひと月分の食費や携帯代を賄えるくらいなので、すごくありがたいです。
 
 
 

アカデミックのサポートを受けられる

僕のカレッジでは、スタディルームの提供、授業の出席免除、授業登録のサポートが主な内容になっています。
 
スタディルームはアスリートならいつでも誰でも使えます。パソコン、無料コピー機完備で、かなり快適です。
 
また、試合と授業がかぶってしまった場合、アスリートアブセンスといって、授業の出席を免除してもらうことができます。
 
さらに、athletic officeにはアカデミックアドバイザーがいてくれて、科目の履修や編入の相談にのってくれたりします。
 
アスリートのコミュニティは大学全体に比べるととても小さいです。
 
大学のアドバイザーは生徒に対して人数が圧倒的に少なく、一人に費やす時間も限られていますが、アスリート専門のアドバイザーは常にアスリートオフィスにいて顔を合わせることも多い分、とても親身になってくれます。
 
授業登録もアスリートはほかの学生より2週間ほど早くすることができます。
 
 

お金がかからない

クラブって何かとお金がかかるものですよね。
 
ユニフォームや練習着はじめとしたスポーツ用品をチームでそろえたり、遠征費も考えられます。馬鹿にならないようなお金がかかるのが一般的です。
 
しかし、僕はアメリカでクラブ活動をするにあたりそのような費用は一切払っていません。
 
新しくそろえた練習着もユニフォームも、アスリート用の高性能なバックパックもすべて大学が提供してくれています。
 
タオルや水分補給用のボトルさえも支給されましたから、驚きです。
 

終わりに

他にも、個人個人に鍵付きのロッカーがもらえたり、アスレティックトレーナーがいて活動前後にテーピングなりマッサージなりアイシングなりもしてもらえたりします。
 
僕もケガをしたときはかなりお世話になりました。
 
 
アメリカの大学はクラブ活動をするのにとてもよい環境が整っていえるといえます。
学業面も見られるので、日本の大学のように部活のしすぎで単位を落とすこともありません。
 
 
注意点として、コミカレでクラブ活動をできるのは2年間という規定があります。
 
例えばESL(非ネイティブのための英語の授業)などのためにで3年間コミカレに在籍することになっても、そのうちの1年はクラブ活動をすることができません。
 
College Athleteでコミカレ編入を考えている方など特に注意が必要です。
 
 
留学生でクラブ活動をしている人は少ないので、スポーツに自信のある方やネイティブに囲まれたいって人など、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
 
 

活躍すれば、このように優秀選手に選ばれてメダルをもらうことだってできます。
 

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