ケガをした。1人で留学してるんだと孤独に思った。

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9月の中頃、試合中にケガをしてしまいました。

 

チームメイトやコーチの前ではなんともない、と取り繕っていましたが、いざ一人部屋に帰ってくると、途端にものすごい孤独感に襲われました。

 

ああ、僕、今一人で異国の地にいるんだった・・・

 

 

誰にも相談できない

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痛くない、痛くない、と心の中で繰り返してたからか、はたまたケガをしたことに対する怒りからか、ほとんど痛みを感じることなく過ごせていますが、絶えず襲ってくる不安とか孤独感はぬぐえない。

 

日本にいる家族になんて言えばいい?

日本にいる親友にどう伝えればいい?

 

 

バレーボールを始めて13年目になりますが、手の指を骨折したことは2度あっても、足首を軽く腫らす捻挫や打撲以外をしたことがありませんでした。

 

でもここにきて、足首の上(ふくらはぎの下三分の一)から指まで腫れている状態になって。

こういうのは初めてで、内出血がひどいのももちろん初めてで。

 

 

あいにくその日は日曜日。

大丈夫、なんともない、って言い続けたからチームメイトやコーチにはもちろん頼れないし、熱心なキリスト教徒のホストファミリーはミサに行っていて家にいない上に夜遅くまで帰ってこない。

 

特に仲のいい友人は、今年の5月に卒業してしまって、働き始めている。かなり忙しいみたいで、なかなか連絡をとれていない。

 

新学期が始まったばかりで、新しくできた友達には頼りにくい。スナップチャット(アメリカで人気のSNS)にあがっている楽しそうな雰囲気の中連絡しにくい。

 

保険は大学から提供されているものに入ってるはずだけど、きちんと確認していなかったからどうやって使うのかもわからない。

 

そもそも病院がどこにあるのかも、緊急外来を受け付けているのかもわからない。

 

 

明日になれば、ホストファミリーはいるはずだし、大学のISA(留学生向けの事務のオフィス) も開いているから、保険のことも病院のことも聞きに行ける。

 

アスレティックトレーナーのオフィスでテーピングなり簡易的なギプスなりなんらかの処置もしてもらえるだろう。

 

※ケガをしたその日は足首の骨の部分のみが腫れているだけだったので、1週間くらいあれば治るだろうと考えていました。

 

帰ってきて気が抜けたからか、なんだか痛んでる気もしたけど、とりあえずアイシングだ、固定だ、と思って、歩いて5分のWalgreensまで湿布と氷枕、テープを買いに行きました。

 

 

ひどくなるケガと深まる孤独感

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ケガをしてから3日間、内出血と腫れが広がり、もともとは足首の骨の部分しか腫れていなかったのが、先ほど書いた通り、足の指にまで広がりました。

もちろん、僕の不安も広がりました。

 

もともと家を開けがちのホストファミリーがまるで狙ったかのように、三日三晩帰ってこず、いつもなら気にならないし、むしろ1人で楽だ、ラッキーとまで思うのに、暗く静まり返った家はより一層僕の孤独感をつのらせました。

 

 

月曜日は10時からの授業だったので、前日に買ってきたテープで足首を固定して大学に行きました。

 

その日の講義をすべて受け終わって、ISAのオフィスに行って保険のことを聞いたあとジムへ。

ガチガチに固定さえしてしまえば、歩けるし走れるし跳べるはずだけど、火曜日にはまた試合が控えていたので、今日は休むべきだろう、とコーチに話に行こうと決めました。

 

コーチのオフィスにいく途中に、アスリート用のstudy room、ロッカールーム、アスレティックトレーナーオフィスがあるのですが、その時にちょうどロッカールームやstudy roomにいたチームメイトたちに見つかってしまい、結局先にアスレティックトレーナーのもとに連れていかれる羽目になりました。

 

トレーナーはいつも冗談を言ってる陽気な人なんですが、僕の足を見た瞬間、すごく難しい顔をしていました。

 

「・・・折れててもおかしくない」

そんなことまで呟いてました。

 

触診してもらって、痛むか聞かれるのですが、痛くないから、痛みなんて感じないから、ってずっと繰り返してました。

 

むしろ繰り返し言うことで、不安や孤独感から精神を保とうとしていたのかもしれません。

 

 

足首はどういう感じかを聞かれても、痛くない、なんともない、と言い続けてました。

 

自分でも結構ひどいかもしれないな、とは感じてはいたのですが、どうにもこうにもできないから不安すぎて、どういう感じかわからない、英語がうまく出てこないっていう状態でした。

 

結局その日は練習を休み、というか強制的に休まされ、簡易的なギプスをしてもらって、帰りました。

 

※足の甲から指まで腫れているのは、Pitting edemaというのだと教えてもらいました。

 

 

なかなか治らないケガにつのる不安

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ケガをしてから3日は一向に良くなる気配が見られず、むしろケガをした日よりひどくなっているような気さえしてくるほどでした。

 

4日目だったか5日目の朝、ようやく内出血がほぼ消えてくれました。

 

消えたのは内出血だけでしたが、足の見た目を余計に悪く見せていたのは内出血でしたから、この調子ですぐに良くなるはずだ、とちょっと気分が上昇。

 

まあ、もちろん内出血が消えたくらいじゃよくはならないんですがね。

 

 

その間にも試合はあって。

痛くないから、動けるから、と半ば無理やりちょい役で出させてもらったぐらいです。

 

あとは、お願いだから座って静かにしててくれ、と言われおとなしくさせられ。

大好きなバレーを大嫌いな観戦させられる気分といったらもう最悪ですよ。

 

 

そんなこんなで過ごした1週間。

1週間あればよくなるはずだ、という考えを嘲笑うかのように、1週間経っても変わらぬままの腫れ具合。

 

相変わらず部屋で一人。

 

家族にも友人にも言えない。言いたくない。

 

でも、不安で孤独で仕方ない。いくら気張っていても、うまく動かない足は動かないし、いつ治るかなんてはっきりとわからない。

 

答えをネットで探す日々。

その際に見つけた、骨折してる足首の写真を見て、「自分のと同じ腫れ具合やん!」って不安になる。

※歩けてるから折れてはない。 

 

ケガした週末の試合を見た大学のコーチが、僕に興味を持ってくれたらしく、編入先にどうかと連絡が入るのも、嬉しくも、ケガしてるのを知られたらその大学を調べて検討する前に取り下げられるかもしれない、なんて思って素直に喜べない。

 

 

留学していてもちろん不安だったり気落ちしたり寂しく思うことは多少なりともあったけど、すべてバレーボールが解決してくれてた。

それなのに、頼りのバレーが思うようにできない。

 

アメリカに来て初めて、自分は1人だ。孤独だ。寂しい。辛い。悲しい。

 

いっきに負の感情が押し寄せてきたかのような感覚に襲われました。

 

 

終わりに 

現在は腫れもほぼ消えて、かなり動けるようになりました。

 

まだ足首に違和感があって、内側に足を曲げることができないですし、テーピングをしていても足首を思いっきり踏まれたりしてしまったらさすがに痛いです。

 

でもだいぶ動けるようになって、以前よりかなり落ち着いています。

 

さんざんネットで調べて得た情報に、治りかけ、治ってからが大事だとあったので、気をつかいますし、試合中ぶつかりそうな場面になったりしたらケガした瞬間がよぎるようでまだ全快とまではいかないですが、ほんとに大事に至らなくてよかったです。

 

 

アメリカのスポーツはシーズンがあって、1年のうち3か月かそこらしかバレーができません。

 

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州大会で勝ち上がらなければ、全国大会はないですし、そうなればもう残り1ヶ月もありません。

全快になっていつも通りのパフォーマンスができることなく終わってしまう可能性もありえます。

 

短いシーズンは今、大詰めです。

僕は2年なので、今のチームでプレーできるのは今年が最後になります。

 

なんとか思いっきりプレーができるようにベストを尽くしたいと思います。

 

 

そして、1人で留学してるんだ、と感じたこの孤独感。

 

きっと留学生なら誰もが様々な場面で感じることだと思います。

皮肉なことにそんな感情を和らげてくれていたバレーで改めて実感させられましたが、そんな寂しさを和らげてくれているのもやっぱり長年連れ添ってきたバレーボールで。

 

異国の地で孤独に襲われて身動き取れなくなってしまうことは誰しも経験すると思います。

そんな時は、僕にとってのバレーボールのように、なにか一つでも寂しさを埋めてくれるものを持っておくことをおすすめします。

 

食べ物でも、TVでも、本でも、漫画でも、人でも、なんでもいいです。

きっとあなたを助けてくれるはずです。

 

 

P.S.

Twitterやブログなど心配の声をかけてくださった皆さま、本当にありがとうございました!心強かったです。