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僕は雨降る夜を散歩する。

アメリカ大学生の僕が、僕らしさとかっこよさを追究していくブログ。

「っぽい」でいい。完璧を追い求めて辛くなってるあなたに送りたい1冊

 

あなたには好きなことがありますか?

夢中になっているものがありますか?

 

 

僕はあります。

それをしている間は気分最高潮で、人格が変わると言われるくらいです。

 

好きで好きだからこそうまくなりたいと思っていたのに、いつの間にか楽しさよりも技術とか戦略ばかり考えるように頭が凝り固まっていたときがありました。

もちろん成長過程には欠かせないものだと思います。

 

ですが、その時はとても苦しくてあんなに楽しかったことをやめたいとまで思っていました。

 

そんな過去の自分が出会いたかった、そして完璧を追い求めて本来の好きだという気持ちを忘れかけているあなたに贈りたい一冊の絵本をご紹介します。

 

 

 原題『Ish』(邦題『っぽい』)あらすじ

 

とにかく絵を描くことが好きで仕方がないラモン。いつでもどこでもなんでも絵に描いていましたが、ある日兄から「何だこれ?」と笑われてしまいます。

ラモンは必死に正しい絵を描こうとするのですが、思い通りにはいかず、しまいには嫌になって絵を描くのをやめてしまいます。

 

そんなラモンを見つづけていた妹のマリソル。マリソルはひそかにラモンの絵を部屋に飾っていたのです・・・

 

 

『っぽい』が教えてくれる大切なこと3つ

マリソルの言葉に希望を見出すラモン

うまくいかないことにいらついてマリソルにあたってしまったラモンは、マリソルが自分の部屋にたくさんのラモンの絵を飾ってあることを目にします。

 

「この絵が一番好き」と以前兄に笑われた絵を指していうマリソルに、「花びんを書いたのだけど、全く似ていない」と返します。そんなラモンにマリソルは「でも、花びんっぽいよ」と声をかけるのです。

 

はっとしたラモンは絵に近づき「たしかに、花びんっぽい」と思いなおすのです。そして「っぽい」でいいのだ、自由に絵を描いていいのだ、と勇気づけられるのです。

 

そこからのラモンは息を吹き返したように再び絵に夢中になっていくのです。

 

 

兄レオンの中傷に耳を傾ける必要はない

ただただ絵を描くことが好きで描いていたラモンをあざ笑った兄レオン。

ラモンは傷つき、大好きだった絵を描くことにすっかり自信を失ってしまいます。

そして完璧を追い求めて、その暁には絵自体を嫌いになってしまう・・・。

 

好きなこと、楽しんでやっていることを誰かに批判されるのはすごくつらいことです。いくら好きでやっていても傷つきますし、大好きな分だけ自身を失ってしまいます。

完璧にやらなきゃいけない、と思い込んでしまいます。

 

最終的にラモンは絵を嫌になってしまいます。

あんなに大好きだったのに、たった一言、兄の戯言にやられてしまったのです。

 

負のパワーは簡単に心をむしばんでしまいます。

絵を描いているラモンはとにかく楽しそうで幸せそうでした。そんな平穏を壊しにかかるモノには絶対に耳を傾けてはいけないのです。

 

 

きちんと評価してくれる人がいる

ラモンにとってマリソルがそうであったように、きちんと評価してくれる人はいるものです。

 

そしてそんな人たちのおかげで勇気づけられ、自分を見失わずにやっていける。

けっして完璧ではないけど、たしかに評価してくれて温かい言葉をかけてくれて見守ってくれているひとがいるのだと。

大きな心の支えとなるのです。

 

 

終わりに

完璧じゃなくったて、自分を幸せにしてくれることに夢中になってもいいのだ。

評価してくれている人は必ずいるのだ。

 

そう改めて実感させてくれる『っぽい』。

ちょっと心が疲れてきちゃったな、と言う人はぜひ読んでみていかがでしょうか。